奈良県明日香村にある甘樫丘は大和三山を望む絶景ポイントとして知られます。
甘樫丘の川原展望台から、大和三山の一角である耳成山を望みます。
甘樫丘(あまかしのおか)は国営飛鳥歴史公園の中の甘樫丘地区にあります。
周辺には水落遺跡、蘇我入鹿の首塚、飛鳥寺、弥勒石、奈良県立万葉文化館などがあり、飛鳥エリアきっての観光名所となっています。
川原展望台の近くにあった川原柑橘園の記念碑。
柑橘園が近くにあるのかな?と見回してみましたが、見当たりませんでした(笑)
飛鳥の観光名所である川原寺跡の前に佇む橘寺には、その昔、橘(柑橘類)が植えられていたと伝えられます。川原柑橘園って、そのことと何か関係があるのかもしれませんね。
川原展望台から甘樫丘展望台へ向かう途中、休憩所の近くに菜の花が咲いていました。畝傍山を背景に、綺麗な菜の花が彩りを添えます。
甘樫丘展望台から見える畝傍山と二上山。
手前右側が大和三山の畝傍山で、その左背後に見えるのが二上山です。
畝傍山といえば、橿原神宮の拝殿後方にも見えましたよね。
こちらが香久山。
手前に見える低い丘のような形をしているのが天の香久山です。
甘樫丘には2箇所の展望台があります。
川原展望台と甘樫丘展望台。
川原展望台からは畝傍山、耳成山、二上山、葛城山、金剛山などが見えます。全方位的な景色の美しさから言えば、甘樫丘展望台からの方がおすすめです。
甘樫丘展望台から望む三輪山。
向こう側中央の三輪山の頂きに光が差しています。
甘樫丘展望台からは三輪山を含め、ほぼ全ての山々が見渡せます。
大和の地名由来には「山の都」というキーワードが隠されていますが、四方を山々に囲まれた大和の国を再認識させられますね。
甘樫丘を散策していると、「マムシに注意!」の案内板をよく見かけます。
それだけ自然の残された場所だということでしょうか。
くれぐれもマムシには御用心下さい。
こちらのプレートもよく見かけます。
甘樫丘に整備されている万葉植物を案内するプレートです。クイズ形式になっていて、めくってみると答えが書いてあります。
全部で40種類の万葉植物が植栽されています。
甘樫丘展望台に到着。
標高148mに相当するそうです。
古代史の舞台となった藤原宮跡も見渡すことができます。
甘樫丘の駐車場近くにおいて、何やら発掘作業が進められていました。
奈良文化財研究所による発掘が行われている模様。
この場所は甘樫丘東麓遺跡ではないでしょうか。
歴史の深い奈良では、一年を通してあちこちでこのような発掘作業が進められています。古代史や考古学にご興味をお持ちの方にはオススメですね。
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