大和の地名由来をご案内申し上げます。
大和と書いて”ヤマト”と読みますよね。
奈良県を代表する広域地名であることはよく知られています。
ヤマトの意味を探っていくと、ヤマ(山)ト(処)であるという有力説が浮かび上がってきます。
文字通り、山のある処(ところ)ということでしょうか。
山の都で山都(やまと)だとする考え方もあるようです。
大神神社の大鳥居の後ろに見えるのは、神様の山で有名な三輪山。
大和は国のまほろば・・・の歌に詠まれているように、四方を山に囲まれた風光明媚な場所です。
ヤマトは山処であるという説は、かなり説得力を持ち合わせています。
桜井から天理に続く山の辺の道の道しるべ。
奈良県内の苗字を調べてみると、山本という姓が多いことに気付きます。山ノ本・・・ここにも、奈良県の歴史が垣間見えるような気が致します。
興福寺の東金堂。
女王卑弥呼で有名な”邪馬台国”は大和にあった・・・邪馬台国畿内説を唱える学者も多いですよね。
「古事記」神代には、邪馬台国の”台”に”等”の訓注があります。つまり、「邪馬台国」の読み方はヤマタイではなく、ヤマトであったと考えられます。
敬愛美称の「大」に、親愛・平和を表す「和」。
大和(やまと)の音の響きはいいですよね。
大和の地名の由来は「山処」にあった・・・奈良県の自然環境から推察してみても、納得がいく考え方ではないでしょうか。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
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