當麻の地名由来をご案内致します。
読み方は當麻(たいま)。
当麻と表記することもありますね。二上山の麓にある當麻寺で有名な場所です。
當麻寺の本堂。
當麻という地名は、古語のたぎたぎしという言葉に由来します。
たぎたぎしとは、凹凸があって道がはかどらない様子を表します。タギマ→タイマ 悪しき道・・・。
當麻山口神社の近くにあった道標。
二上山登山口と當麻寺の分岐点に当たります。
この辺りは急勾配の坂道が続きます。
今でこそ道路も整備されていますが、昔の人は急な坂道を登るのに苦労しただろうなと推測できます。
「たぎたぎし」という形容詞がぴったりきますね。
二上山登山口に続く道。
まだまだ坂道が続きます・・・。
當麻山口神社、傘堂、鳥谷口古墳を通過して二上山雌岳の登山口を目指します。
遠くに二上山の麓が見えます。
吾が足え歩まず、たぎたぎしくなりぬ・・・。
當麻寺境内にある中将姫の像。
當麻の里で暮らしていた中将姫も、當麻の厳しい地形によって心身共に鍛えられたのではないでしょうか。
相撲発祥にゆかりのある「けはや塚」も、二上山の麓の當麻地蔵ヶ辻にあります。
力自慢で知られた当麻蹴速。
彼も當麻特有のたぎたぎし悪路によって、足腰が鍛えられたのかもしれませんね(笑)
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