法隆寺夢殿をご案内致します。
法隆寺東院の中心にある夢殿には、聖徳太子の等身像である救世観音像が安置されています。2012年度の今秋も、夢殿秘仏・救世観音菩薩立像(国宝)が特別開扉されます。
八角形の優美な形をしたお堂です。
夢殿という名前の由来は、聖徳太子の夢の中に仏が現れ、経典の疑義を説いたという伝説にちなみます。
聖徳太子建立の法隆寺には、聖徳太子にまつわるエピソードが幾つも残されています。舎利講が今も行われる法隆寺ですが、これは聖徳太子の掌中から舎利1粒がこぼれ落ちたという逸話に則ります。
夢殿の周囲を歩いてみました。
八角形の形をしているのが分かりますね。
現存する八角堂の中では最古の建物です。
夢殿の屋根裏。
八角形の一辺は約5mとのこと。
本当にこぢんまりとしたお堂ですね。
”建物の真珠”というキャッチフレーズまであるようです。
奈良県内の数ある寺社の中でも、法隆寺と東大寺は別格ですよね。人気を二分する奈良を代表するお寺です。
夢殿は聖徳太子の冥福を祈るために、行信僧都が本堂として建てた歴史をもちます。
お堂の中央厨子内にある救世観音像は漆塗りの飛鳥仏で、昔から秘仏として大切に保存されてきました。
春と秋の年2回だけ、救世観音像の御開帳があります。
法隆寺の仁王像。
夢の中と言えば、行基菩薩の夢の中に巌舟権現が現れたという船宿寺を思い出しますね。
近鉄奈良駅前には行基菩薩の像が立っています。
聖徳太子や行基の夢の中に・・・何ともロマンチックな逸話ですね。
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