興福寺大乗院庭園の東方に瑜伽神社はあります。
読み方は「ゆうが じんじゃ」。
瑜伽神社の境内に久延彦社が祀られていました。
大神神社の摂社にも久延彦さんが名を連ねていますが、ここ瑜伽神社にも鎮座なさっていました。
瑜伽神社の手水舎。
ここは瑜伽山(ゆがやま)の中腹に位置します。
室町時代の山城跡でもあり、小高い見晴らしの良い場所です。境内には、眼下に広がる元興寺の里を眺めて詠んだ歌碑が残されています。
瑜伽神社の絵馬。
奈良時代の大伴坂上郎女による歌ですね・・・
ふる里の 飛鳥はあれど 青丹によし 平城(なら)の飛鳥を 見らくよしも
拝殿向かって右手前に井戸も残されています。
高い場所にあるにも関わらず、一度も枯れたことのない井戸だそうです。昔の宮人たちが野点に利用していたそうです。
拝殿までは長い石段が続きます。
振り返って一の鳥居と二の鳥居を望みます。
なかなか良い眺めですね。
瑜伽神社は平城遷都の際に、元興寺と共に奈良に遷された飛鳥の神奈備です。昔の都だった飛鳥を偲んで物想いに耽る奈良の人々・・・
境内には一言稲荷社も祀られています。
瑜伽神社を語る上で、「平城の飛鳥」(ならのあすか)は外せないキーワードですね。
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