興福寺創建1300年を記念して、興福寺国宝館がリニューアルオープンしています。
開眼法要と特別内覧会の案内状を頂いていたのですが、仕事の関係で都合が付かず、4月半ばになって初めて訪れることになりました。
天燈鬼(てんとうき)。
鎌倉時代の国宝で、正式名称を木造天燈鬼立像といいます。桧材の寄木造りで彩色が施され、生き生きとした玉眼がはめ込まれています。
奈良公園の鹿。
春先の鹿の角は柔らかい丸みを帯びていて、思わずタッチしてみたくなりますね(笑)
天燈鬼と並んで称される龍燈鬼(りゅうとうき)。
口を大きく開けた阿形の天燈鬼に対し、こちらの龍燈鬼は吽形です。「阿吽の呼吸」という言葉の由来にもなっている仏像のコントラストです。
赤で”動”を表現する天燈鬼に対し、青で”静”を表現する龍燈鬼。
興福寺国宝館の中では、左右に阿吽の金剛力士像を配し、向かって右側に天燈鬼、左側に龍燈鬼が安置されていました。
阿修羅像をはじめとする八部衆像の展示コーナーは、順路でいえば最後の方に配置されており、照明が程良く落とされていて、重厚な雰囲気が漂っていました。
興福寺国宝館も開館50周年を迎えています。
阿修羅人気に支えられながら、阿修羅だけではない、数多くの仏像彫刻の粋を鑑賞してみるのもオススメです。
放水銃。
興福寺国宝館の前には、興福寺東金堂が建っています。国の宝を守るための備えは万全を期さなければなりませんよね。
国宝館の前には、所狭しと大型観光バスが並んでいました。こちらは名鉄観光バスですね。
龍を食べると言い伝えのある迦楼羅像も興福寺国宝館の呼び物の一つではないでしょうか。
新たな照明技術で蘇った迦楼羅像も見逃せません。
興福寺国宝館の出口からは小さなショップにつながっています。本、クリアファイル、ペーパーウェイト等の国宝館グッズが販売されています。
今後益々興福寺から目が離せませんね。
<興福寺観光案内>
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