阿修羅人気に湧く興福寺。
国宝の阿修羅像をお堂の中で見る。
照明に照らし出された阿修羅像の愁いの表情・・・阿修羅ファンを自認するアシュラーならずとも、時を超えた仏像の魅力に惹き込まれるのではないでしょうか。
興福寺国宝特別公開が催されている興福寺。
阿修羅のTシャツも販売されていました。
ネット通販のサイト上で阿修羅のフィギュアを見たことがありますが、どうやら阿修羅グッズの売れ行きも好調のようですね。
阿修羅像が展示されている仮金堂へ向かう観光客。
阿修羅像の他にも、釈迦三尊像、四天王像、国宝の十大弟子・八部衆像も拝観することができます。
興福寺阿修羅像。
阿修羅を表現する言葉には、やはり「美しい」という形容詞がピタッとはまります。
3つの顔と6本の手を持つ異形の仏像。
直立する八頭身。
見事なプロポーションを誇る美少年。
阿修羅に没頭するアシュラーが生まれるのも頷けますね。
こちらは阿修羅のクリアファイル。
書類を挟んで持ち歩きたくなります(笑)
「お堂でみる阿修羅」のチケット販売所。
多くの観光客が押し寄せ、チケット売り場は行列待ちの状態です。
幸いにも招待券を頂いていたので、行列に並ぶことなく入場することができました。
阿修羅像の像高は153.4cmです。
小柄な女性の身長ぐらいですね。
奈良時代・天平6年(734年)の作と伝えられます。
古代インド神話に登場する軍神であった阿修羅。
最高神インドラに戦いを挑む、激しい怒りの姿で表される神であったようです。
その阿修羅が仏教に帰依し、その守護神となってからは、仏教を守る役割を担うことになります。
阿修羅像を特徴づける憂いの表情の裏側には、「金光明最勝王経」が説く過去の罪障を内省し、消滅させる”懺悔”の思想があったものと考えられています。
◇興福寺北円堂 国宝の北円堂を観光案内!
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