俳人松尾芭蕉は唐招提寺を訪れています。
唐招提寺に咲く山茶花。
鑑真和上の故郷・中国では山茶花のことを「茶梅」と書きます。ツバキ科に属する山茶花は、別名をひめつばきとも称します。
唐招提寺境内にある松尾芭蕉の句碑。
若葉して 御(おん)めの雫 ぬぐはばや
旧開山堂。
旧開山堂の石段下に芭蕉の句碑があります。
1688年(貞享5年)の若葉の季節に芭蕉は唐招提寺を訪れました。
南大門を入ってすぐ左手にある世界遺産の石碑。
鑑真の像に対面した芭蕉には、鑑真の頬に涙が伝わっているように見えたのでしょうか。写実性に富んだ鑑真和上像を眺めていると、確かにそのようにも思えてきます。
鼓楼と礼堂。
松尾芭蕉の句には以下の詞書が添えられています。
”招提寺鑑真和尚来朝の時、船中七十余度の難をしのぎたまひ、御目のうち塩風吹入て、終に御目盲させ給ふ尊像を拝して”
若葉して 御めの雫 ぬぐはばや
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