なら燈花会が開催されている奈良公園周辺エリア。
興福寺五重塔の周りも燈花会の準備が進められていました。
五重塔が垣間見えます。
興福寺五重塔は日本で二番目に高い五重塔です。日本一の高さを誇る五重塔は京都の東寺にあります。特別拝観の時に興福寺五重塔の一層目を拝見致しましたが、歴史の重みに支えられた静寂が支配していたのを思い出します。
興福寺国宝館前でも、なら燈花会の準備が着々と進められていました。
人気者の阿修羅像が模られているのでしょうか?
胸の部分の赤い燭台が気になりますが、あの赤い箇所は阿修羅像が胸に付けているネックレスのようなものを表現しているのでしょうか。
興福寺国宝館のエントランス。
外国人観光客の増加に伴い、中国語やハングル語の案内表示も見られます。Admission Fee, 入館料をお支払い下さいと書かれているようです。
興福寺五重塔と東金堂。
「祈」の文字が浮かび上がります。
東金堂は聖武天皇の創建で、火災に遭ったことから室町時代に再建されています。維摩居士像が収められ、国宝に指定される建物です。
興福寺東金堂。
正面7間、側面4間、寄棟造りの立派な建造物です。
同じく国宝に指定される北円堂もそうですが、興福寺には古色蒼然とした建物が、長い歴史の中で息をひそめながら建ち並んでいます。
阿修羅像のスカートにデザインされている宝相華の文様。
現代にも通じるセンスが感じられます。
唐草文様や宝相華文様を見ていると、やはりそこには、自然界の草花が重なります。命あるものを克明に描写する昔の人たちの芸術的感覚に感服致します。
猿沢池から望む興福寺五重塔。
すっかり夏の風物詩として定着した奈良のイベント「なら燈花会」。
今年も8月14日まで、古都の夜を彩ります。
<興福寺関連情報>
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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