天理教をご案内致します。
宗教の枠を超えるようなスケールの大きさを感じさせます。奈良県天理市の街全体に天理教の色が感じられます。
天理教本部神殿。
神殿の中央の場所をぢば(地場)と呼んでいます。
教祖(おやさま)の「ぢばさだめ」という啓示により、その場所が定められています。人間の命の発祥地の中心とされます。
天理教の病院施設「憩の家」。
宿泊施設の詰所のみならず、天理教が経営する病院もその外観で他を圧倒します。
日本広しと言えども、まず見られない建物ですよね。
埼玉県には創価学会の街があると言いますが、どのような街並みを形成しているのでしょうか。一度見てみたい気がします。
向こう側に天理教の神殿が見えています。
「ぢば」には親神である天理王命(てんりおうのみこと)が祀られ、人間を創造された証しとして甘露台(かんろだい)が据えられています。
ぢばの中心に置かれた甘露台は六角形の形をしているそうです。
おやさと案内地図。
天理教の教祖であらせられる中山みきは「おやさま」と呼ばれていますが、天理教の街はおやさと(親里)というんですね。
天理本通り商店街のブライダルフォトサロン。
婚礼支度や出張撮影も受け付けておられるようです。
つい先日、当館にも天理教信者の方が披露宴の下見にご来館なさいました。天理教の結婚式は独自の装束をお召しになられるのかと思ったのですが、どうやらそういうことではないようです。普通の婚礼衣装で結婚式を挙げるとのことでした。
天理駅から教会本部へと続く商店街という場所柄、やはり来店されるお客さんは天理教関連の方が多いのでしょうか。
天理本通り商店街に掲げられていた横断幕。天理教のキーワードである「陽気」の文字が見えます。
陽気ぐらしのことですね。
陽気ぐらしとは、親神が望んでいる人が明るく勇んで暮らす社会の実現のため、謙虚な気持ちを持ち、欲を捨て、平和で豊かな世界を目指すことが重要であると説く教えです。
天理教は”かなの教え”であると言われます。
いわゆる天理教用語の中には、かな文字で書かれたものが多数存在します。
その中の代表格がおふでさきです。
漢字で書けば、「御筆先」となります。
天理教の三原典の筆頭格として知られるおふでさき・・・1838年に天理王命から啓示を受けた教祖が、自ら筆を執り記した貴重なバイブルのような原典です。
天理教の三原典の中には、「神楽歌」や「御指図」などもありますが、それぞれに「みかぐらうた」「おさしづ」というようにかな文字が使われています。
重厚な造りの天理教関連施設。
天理教の布教活動のことをにをいがけと言います。
何となくニュアンスが伝わってきますよね。
信者さんのことは「用木(ようぼく)」と表現なさっているようです。いずれも平仮名で書くことによって、柔らかいイメージとなって伝わります。
天理教の関連施設ガイド。
甲子園の名門校として有名な天理高校もすぐ近くにあります。
冒頭で「ぢば」のお話を致しましたが、毎年7月下旬から8月上旬にかけて行われる「こどもおぢばがえり」は天理教の伝統行事になっています。
全国各地に散らばる天理教信者のお子さんたちが、夏休みを利用して、本場の天理教の教えに触れる良い機会となっています。
地場に帰る・・・いや、地場に還ると表現した方が宜しいのでしょうか。未来の天理教を創り上げる一大イベントで、天理教の盛り上がりは最高潮に達します。
<天理教の関連情報>
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大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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