奈良歴史ウォーク大正楼

新薬師寺の周辺地図。

春日大社へと続くささやきの小径が案内されていますね。

ちょっとした抜け道なんですが、実際に通ってみると、薄暗い山の中を行く風情は絶対にオススメです。春日大社にお勤めになられていた方も、毎日通っていた道だとか・・・ささやきの小径が通勤路であったことを、近くの喫茶店のマスターに教えて頂きました。

新薬師寺といえば、十二神将像のバサラ様が有名です。

バサラ像の他にも、本堂内には国宝に指定されている仏像が多数存在します。

奈良市写真美術館。

奈良界隈の風景写真を鑑賞するなら、やはりここを置いて他にはないでしょう。

風景写真家として名高い入江泰吉氏の作品が収蔵されています。文化の香り高い高畑町エリアの代表格とも言えるのではないでしょうか。

奈良市写真美術館の建物は、かの有名な黒川紀章氏が設計なさっています。現代建築の粋に触れることもできそうですね。

なだらかな坂道を登って行くと、国宝が待ち受ける新薬師寺へとアクセスします。

新薬師寺の門前に鎮座する鏡神社。

お寺の近くに神社・・・よくある構図ですが、鏡神社も新薬師寺の鎮守様なのでしょうか。

薬師寺本堂と菊桃（キクモモ）。

４月下旬に開花する菊桃・・・本堂に華やぎを添える奇麗な花です。

新薬師寺の周辺エリアには、明治の文豪志賀直哉の旧居もあります。昭和４年に志賀直哉自身が設計して建てた家とのこと・・・見学もできますので、文学ファンの方には是非おすすめです。