神社仏閣の屋根の破風に見られるデザイン。
大神神社を散策しながら、建築意匠の懸魚に焦点を当ててみました。
鰭付きの猪目懸魚(いのめげぎょ)。
ハート型の穴がくり抜かれ、あたかも猪の目を連想させる懸魚です。懸魚とは妻飾りの意匠のことで、木造建築における火難除けのおまじないです。
兎毛通懸魚(うのけどおしげぎょ)。
アーチ型の唐破風に取り付けられた懸魚です。
別名を唐破風懸魚とも言いますが、なぜ兎の毛通しという名前が付いているのでしょうか?兎の毛通しの謎が残ります(笑)
鰭付きの蕪懸魚(かぶらげぎょ)。
カブラの形を彷彿とさせる最もポピュラーな形状の懸魚です。
梅鉢懸魚(うめばちげぎょ)。
五角形の形状で、梅の花を連想させます。
三花懸魚(みつばなげぎょ)。
三つの花が連なった形の懸魚です。
懸魚の原型はその名の通り、魚の形をしています。魚は水を連想させますから、木造建築を火から守るには縁起が良かったのでしょうね。
魚を懸ける → 水を掛ける のイメージにつながります。
大神神社の懸魚巡りもおすすめですよ(笑)
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大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
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