春日大社参道の南側にある鹿苑をご案内致します。
鹿苑は、病気や怪我の鹿を保護する場所です。
鹿の角切りが有名ですよね。
鹿苑の中。
鹿の角切りの時以外は、立ち入りが禁止されています。
大きな石碑が建っています。
毎年10月の週末になると、恒例の鹿の角切りが催されます。
勢子(せこ)が雄鹿を捕らえ、伸びすぎた角を切り落とす行事です。なかなか迫力があって、見ていて面白いイベントになっています。
春日大社参道を少し外れて、鹿苑へと通じる小径・・・向こうの方に鹿苑のゲートが見えます。
鹿苑の入口。
厳重な柵が設けられています。
春日大社の石燈籠。
奈良の鹿が浮き彫りにされています。
奈良の鹿は、ご存知のように神様として仰がれる存在です。鹿苑もそうですが、奈良の鹿を守るために様々な取り組みが行われています。
春日大社の宝物殿の近くにあった自動販売機。
奈良の鹿を守るための活動費として、募金ができるようになっています。
缶コーヒーや缶ジュースと並んで、奈良の鹿がアースカラーで訴えかけます。
募金目的の自販機ですから、”奈良の鹿”のボタンを押しても何も出てきません(笑)
くれぐれもお間違いのないように。
再び、鹿苑のフィールド。
鹿の角切りの際の入苑料は600円です。
鹿苑には「鹿の資料室」も用意されています。
奈良の鹿にまつわる資料が展示されており、無料で入館することができます。
春日大社では、名物の砂ずりの藤が咲いていました。
綺麗ですね。
春日大社の拝観受付で見つけた”せんとくん”。
奈良の鹿愛護会による募金箱でしょうか。
奈良の鹿を守る。
長い年月に渡る、地道な運動が奈良の鹿を支えています。
鹿苑には、出産を控えた妊娠中の鹿も収容されています。さらには、鹿の焼却場もあるそうです。
獣医さんが鹿の死因を調べてから、丁重に焼却されていきます・・・。
鹿も生き物。
いずれは死を迎えるわけですが、くれぐれも人災だけは避けたいと思います。
奈良公園で鹿とたわむれるのもいいですが、鹿苑まで足を伸ばして、鹿の勉強をしてみるのもオススメです。
<鹿苑の関連情報>
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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