春日大社の砂ずりの藤をご案内致します。
春日大社といえば藤原氏の氏神として知られます。古くより境内には藤が自生していたと伝えられます。
春日大社の南門を入ってすぐ左側に藤棚があります。
花穂が1m以上垂れ下がり、地面の砂を擦るほど長く伸びる様子から、砂ずりの藤と呼ばれています。
藤棚の下から撮影。
豊かな花房を見ていると、遠い昔の藤原氏の栄華が蘇ってきます。
外国人観光客の姿もあちこちに見られました。
藤の花は英語で wisteria と翻訳するようです。あまり聞き慣れない単語ですが、これを機に覚えておくのもいいでしょう。
カメラ片手に多くの参拝客が藤棚の下を行き交います。
砂ずりの藤の見頃は4月下旬~5月中旬。
GW頃には多くの観光客でにぎわいます。
春日大社の社紋は下がり藤ですから、春日大社のシンボルマークにもなっているようです。
朱色の回廊や建築物がよく映えます。
高貴な雰囲気を醸す紫色をしているのがいいですよね。一説によれば、紫の語源は「群がって咲く」ことに由来すると言います。それに従えば、まさしく藤の花は群がって咲いているのが分かります。
春日大社の参道で見つけた燈籠。
奈良の鹿がこんなところにも登場します(笑)
春日大社の風景ではおなじみの釣燈籠。
節分やお盆の時期に催される春日大社万燈籠では、幻想的な灯りが灯され、ロマンチックなムードが辺り一帯に広がります。
藤棚に使われる木。
こんな渦巻き模様も絵になります(^.^)
砂ずりの藤。
春日大社神苑にも優雅な藤が咲いていますが、やはり名物の砂ずりの藤を見ておきたいところですね。
藤棚の真下から見上げます。
このアングルがやはり一番いいですね。
かつて栄華を極めた藤原氏も、春日大社の境内で藤の花を愛でていたのでしょうか。
砂ずりの藤の樹齢は700年以上とも云われています。真偽のほどは分かりませんが、歴史のある古木であることに間違いはなさそうです。
砂ずりの藤目当ての参拝客も多いものと思われます。
春日大社に藤はよく似合います。
<春日大社の砂ずりの藤>
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