長谷寺の牡丹。
綺麗ですね。黄色とピンクのコントラストが実に見事です。八重咲きと言うのでしょうか、幾重にも重なった大輪の花は見ごたえがあります。
牡丹の原産地である中国では、王花・花神・富貴花などの別称もあるようです。
長谷寺本堂の燈籠に蓑亀を発見致しました。
吉祥の徴ともされる縁起物です。
長谷寺仁王門に千羽鶴と草鞋が見えます。
人々の願いがこんなところにも反映されています。長谷寺は西国観音霊場の一つに数えられますが、観音霊場に草鞋は付き物ですよね。旅も一つの修行、その証しが草履なのかもしれません。仁王門の下で、観音信仰をシンボライズする草履にしばし見入ります。
毎年牡丹の季節になると、長谷寺の宝物館である宗宝蔵が解放されます。
長い歴史の中で焼失した長谷寺の写真なども展示されており、長谷寺フリークにとっては見逃せない場所となっています。登廊の両脇には、色とりどりの牡丹が咲き乱れています。
長谷寺の牡丹が満開を迎えるのはGW頃と言われています。
大型連休の前後には、毎年多くの観光客が長谷寺に押し寄せます。
とにかく華があります。
中国宋代の洛陽では、花と言えば牡丹を意味したほど、牡丹は特別な存在だったと言われています。
長谷観音と言われる大きな観音様に詣でるため、古来多くの文人たちがお参りしたお寺としても知られます。
長谷寺の十一面観音菩薩立像は大変魅力的な仏像です。
仏像ファンの方々にも是非おすすめしたいと思います。
純白の牡丹も実に綺麗です。
お伊勢参りの途中に長谷寺へ立ち寄った昔の旅人たち・・・連綿と受け継がれる旅の原点がここにはあるような気が致します。
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