長谷寺のぼたん祭りで緑色の牡丹に出会いました。
名前は豆緑(とうろく)。
赤、白、ピンク、紫、黄色の牡丹が長谷寺の境内を彩る中、緑色の牡丹が異彩を放っていました。
まだ咲き始めのようで、見頃には早かったようです。
豆緑は中国の牡丹です。
1日に3時間以上日光の当たる場所で栽培されるようです。
長谷寺の宗宝蔵(しゅうほうぞう)。
緑色の牡丹”豆緑”は、宗宝蔵の前庭で育てられていました。
宗宝蔵に於いて、長谷寺の寺宝が特別公開されています。拝観料は別途100円が必要ですが、緑色の牡丹が見たくて、いざ宗宝蔵へ向かいました。
ぼたん祭り開催期間中とあって、数多くの観光客が訪れています。
寺宝展も大人気のようですね。
国宝の銅板法華説相図。
読み方は「どうばんほっけせっそうず」。
長谷寺の創建を物語る宝物です。
長谷寺の歴史を語る上では欠かせない寺宝ですが、道明上人らが天武天皇のために敬造した物だそうです。
銅板上の魚々子(ななこ)地や、押出千仏(おしだしせんぶつ)など造形技法に優れています。金剛力士像も我が国最古の遺例。
国宝や重要文化財の宝庫である長谷寺宗宝蔵。
毎年春と秋に、寺宝の一般公開が行われています。
「御衣黄桜」の名で知られる緑色の桜も珍しいですが、緑色の牡丹も初めて観賞させて頂きました。
葉と同じ色合いなので、バランス的には映えないような気も致しますが、その希少性は輝いていますよね。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
奈良の宿大正楼の主人でございます。ツイッターやフェイスブックにも参加中です!
奈良の観光情報をどんどん発信して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
Copyright © 2007-2023 奈良の旅館大正楼 All rights reserved.