奈良歴史ウォーク大正楼

山の辺の道に咲くガザニア。

ガザニア（gazania）は南アフリカ原産のキク科の花です。和名を勲章菊（くんしょうぎく）と言います。言われてみれば、確かに胸に付けられた勲章バッジを思わせます。

こちらはピンク色のガザニア。

ガザニアは晴れた日の日中にのみ開花するそうです。雨の日や夜には閉じているんですね。株はロゼット状になっていて、精いっぱい太陽光を吸収しようとしているのではないでしょうか。葉は細長く、濃い緑色をしていますね。

歯定神社の磐座。

歯の神様が祀られている歯定（はじょう）神社。鳥居の前には、注連縄の張られた三つの磐座が並んでいます。実はこの磐座、犬歯や臼歯に似た形をしています（笑）

山の辺の道の途上には、南瓜の残骸も落ちていました。

中は空洞になっています。単に腐ってしまったのか、はたまた何者かが甘い実を食べてしまったのでしょうか？

見ていると、なんだか元気づけられる花です。

同じ日の散策中に、ノボロギクの花も見かけました。小さな発見ではありますが、山の辺の道には色々な楽しみが用意されています。

＜山の辺の道の観光案内＞

穴師坐兵主神社の摂社は相撲神社　山の辺の道の東
弘仁寺明星堂の明星菩薩立像　空海作の重文仏像
景行天皇陵を彩るコスモス　第１２代天皇の陵墓
長岳寺近くの山の辺の道マップ　山の辺の道の地図
内山永久寺跡　「うち山や　とざましらずの　花ざかり」
正暦寺の泣き笑い地蔵　紅葉の名所に佇みます
天理市トレイルセンターのふしぎな石　おもかる石を体験