奈良歴史ウォーク大正楼

飛鳥を独り占めにしたような感覚を覚えられるのがイイですよね（笑）

掌（たなごころ）に収めると言うか、表現が正しいかどうかは分かりませんが、お釈迦さまが孫悟空を掌の上に収めていたような感覚でしょうか。

墳丘の整備も終わった高松塚古墳。

古墳周辺を散策していると、春を告げる梅の花に出会いました。

高松塚古墳に咲く梅の花。

とかく壁画修復作業が話題になりますが、こうやって落ち着いて高松塚古墳と接してみるのもいいものです。

高松塚古墳のエリア内にある国営飛鳥歴史公園館。

高松塚古墳のみならず、飛鳥全域の歴史や文化に触れることのできる施設として知られます。

子嶋寺。

キトラ古墳周辺地区の整備が進められていますが、高松塚古墳からキトラ古墳までウォーキングを楽しむのもおすすめ。キトラ古墳の近くには、国宝の両界曼荼羅図で知られる子嶋寺も佇みます。

桜を花見と言うように、梅は「探梅」と表現されることがあります。

まだまだ春とは言い切れない肌寒さの中、かすかな春の兆候を探し当てる・・・そんな楽しみが梅には用意されています。