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神様と酒

神様と酒の関係には深いものがあります。

神と人とを酒によって結ぶ。

酒を仲介にして荒ぶる神様の御心を和らげる。そんな発想が古代の人にはあったようです。

「お神酒あがらぬ神はない」と申します。

崇神天皇の時代、美味しい酒を三輪山の神様にお供えした祭祀はあまりにも有名ですよね。

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<大神神社酒栄講>

この御酒は わが御酒ならず 倭なす

大物主の醸みし御酒 いくひさ いくひさ

杜氏の祖神として仰がれる高橋活日命の歌ですが、”いくひさ いくひさ”を活日の名前と掛け合わせています。

”大物主の醸みし”の部分なんですが、醸(か)みしと読みます。醸む(かむ)とは、酒などを造るという意味を持つ古語です。

現代の言葉では、醸す(かもす)ということになりますね。語源を調べてみると、実際に噛んで作ったことから醸(か)むという言葉が生まれたようです。

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<大神神社拝殿>

私はこの醸(か)むという言葉から神(かむ)を連想してしまうんですよね。

神を「かむ」と読むのも、古代の日本ではごく普通のことでした。複合語として主に用いられ、神々しい様を”神(かむ)さび”と言ったりします。

三輪山の形容に用いられる神奈備という言葉にも、かむなび→かんなびという転訛が見られます。

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<大神神社大鳥居>

大神神社では、6月30日に夏越しの大祓が執り行われます。

この「夏越」の語源なんですが、実は神様の御心を和らげるという意味の「和し(なごし)」に由来します。

和し(なごし)→夏越し→綱越神社という変遷を辿っていることになりますね。

酒という言葉は栄(さかえ)に由来します。

神様と人が一体となって栄えていく・・・そんな理想郷がイメージされます。酒にはそれだけ、霊妙不可思議なパワーが備わっているということでしょうか。

ちなみに私どもの旅館の住所も、奈良県桜井市三輪栄町なんです。栄町・・・今まではそんなに意識したこともなかったんですが、栄町という町名にも、お酒との関連が見え隠れして参ります。

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空室情報
奈良の旅館大正楼 宿泊プラン

〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
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