会席料理の最後にはデザートをお出ししています。
最近ではよくパンナコッタを作っています。
パンナコッタとはイタリア語で、生クリーム(panna)を煮た(cotta)という意味になります。
生クリームにバジルや柚子の香りを付けて、ゼラチンで固めるデザートです。
写真のパンナコッタは、バジルの香り付けをしています。
パンナコッタのレシピには色々あります。
多くのレシピでは生クリームと牛乳が同量のようですが、私が作るパンナコッタの材料は牛乳が1に対して生クリームが4です。
そうなんです、とっても濃厚で美味しいパンナコッタが出来上がります。
お鍋に生クリームと牛乳を入れ、中火ぐらいで火を入れていきます。
温まってきたらグラニュー糖を入れます。さらに水でふやかしておいた板ゼラチンを加えます。
火から下ろしてバジルを投入し、5分ぐらい置きます。
5分もすればバジルの香りがパンナコッタに移ります。
型に流しいれるんですが、このとき少しだけ時間を置いた方がいいですね。
冷蔵庫に入れて冷やし固めたパンナコッタに掛けるソースは”キャラメルソース”です。
グラニュー糖と少量の水をお鍋に入れ、火に掛けていきます。
だんだん色が濃厚になり、キャラメルソース状になってきたら水を加えて伸ばします。
キャラメルソース作りで私も失敗体験があるんですが(笑)、最初にお鍋のグラニュー糖に加える水は「少量」ですね。
たくさんの水を最初から入れてしまうと、うまくキャラメル状になってくれません。
キャラメルソース作りのポイントではないでしょうか。
パンナコッタの作り方で一番難しいところは、ゼラチンの量なのかもしれません。
意外と少なくても固まってくれるようです。
かと言って、少なすぎたら固まりませんのでご用心!
私どもの宿泊施設は和風旅館ですので、抹茶風味のパンナコッタはよく似合います。
全体が抹茶の緑色に染まって綺麗です。
お好みにより、色々なアレンジが楽しめるのもパンナコッタの魅力の一つです。
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