森鴎外の門をご案内致します。
奈良公園の一角、奈良国立博物館の北東方向に森鴎外の門があります。
森鴎外の門。
夏目漱石と並び、小説家としてはあまりにも有名な森鴎外。
その森鴎外が奈良に滞在したときの宿舎の門が、今目の前にある森鴎外の門なのです。
真正面から撮影。
歴史を感じさせる佇まいです。
ここが森鴎外の宿泊先だったとは・・・感慨深いものがありますね。
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1917年(大正6年)12月に森鴎外は帝室博物館の総長に任命されます。東京、京都、奈良の帝室博物館を統括する要職に就いた森鴎外。
奈良国立博物館。
博物館の北東方向に森鴎外のかつての宿舎がありました。
毎年秋になると、正倉院宝庫の開封に立ち会うため奈良を訪れた鴎外・・・日本を代表する文豪が正倉院とも関係があったなんて、奈良県人としては誇らしく思えてきますよね。
正倉院展のポスター。
森鴎外の門と正倉院展が結び付きます。
門の脇に石碑が建っています。
「猿の来し 官舎の裏の 大杉は 折れてまたなし 常なき世なり」 森鴎外の歌が刻まれています。
奈良に滞在した森鴎外は、その間の出来事を「寧楽訪古録」「奈良五十首」に著しています。
鴎外が宿泊していた時代は、どうやら山から猿も下りて来ていたようですね。無常観を詠った歌ではありますが、なぜか”猿”という言葉が印象的に映ります。
森鴎外の門から交差点を挟んで北へ向かうと、世界遺産の東大寺へとアクセスします。
◇東大寺の大仏 修学旅行のモデルコース!
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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