奈良歴史ウォーク大正楼

大仏殿の中に入るや否や、目の前に巨大な仏像が姿を現します。

外国人観光客の方々は、よくこの瞬間に、Oh, My God ! と驚きの声を上げられます（笑）

東大寺の大仏様がお座りになられている台座の蓮弁。

東大寺の大仏の正式名称を、盧舎那仏（るしゃなぶつ）、あるいは毘盧遮那仏といいます。

台座の蓮弁には、盧舎那仏の世界である蓮華蔵世界が線彫りにされています。

他を圧倒するスケールを誇ります。

国宝に指定されている東大寺の大仏。

像高は１４ｍ８５ｃｍにも及びます。

中指１本の長さが、なんと１３０ｃｍもあるそうです。

右手は施無畏印を結びます。

施無畏印（せむいいん）とは、施し与える姿を意味する仏像特有のポーズです。

ちなみに東大寺の大仏様の左手は、与願印（よがんいん）を結んでいらっしゃいます。

東大寺の入堂口で、拝観料の５００円を支払って中へ入ります。

左手に大きな大仏殿が見えてきました。

大仏殿の中には、東大寺の大仏（盧舎那仏）をはじめ、虚空蔵菩薩、広目天、多聞天、如意輪観音などの仏像が安置されています。

法隆寺の拝観料が１，０００円であることに比べると、東大寺の拝観料は割安ですよね。

法隆寺のようにお寺を案内するパンフレットは付いていませんが、ブックマークには使えそうな案内書が拝観券に付いています。

東大寺近くにある氷室神社の枝垂れ桜。

当館大正楼から東大寺へのアクセスは、ＪＲ桜井線三輪駅から奈良駅まで約３０分。お車の場合は、国道１６９号線経由で真っすぐ北へ向かって約３０分となっております。

奈良観光の定番、東大寺の大仏をご案内致しました。