ユネスコの世界文化遺産に登録されている法隆寺をご案内致します。
奈良観光で最も有名な観光名所ではないでしょうか。
聖徳太子のお寺である法隆寺は、世界最古の木造建築として広く知れ渡っています。
法隆寺金堂の前には礼拝石が置かれていました。
同じような配置で、五重塔の前にも礼拝石が置かれています。
厳かな気持ちになりますよね。
法隆寺五重塔と中門。
法隆寺の伽藍配置は、五重塔や金堂を中心とする西院伽藍と、夢殿を中心とする東院伽藍に分かれています。
五重塔、金堂、中門、回廊など、飛鳥時代の姿を今に伝える世界最古の木造建築には、見る者を圧倒するパワーが秘められています。
法隆寺中門の金剛力士像(奈良時代)。
筋骨隆々の2体の仁王像が睨みを利かせています。
1,300年の歴史の中で補修されてきた跡もうかがえます。
法隆寺南大門から中門と五重塔を望みます。
この南大門が法隆寺の正面玄関口となっています。
東大寺南大門ほどの規模はありませんが、十分に歴史を感じさせる重厚な造りです。
西院伽藍の中心的存在である五重塔と金堂。
法隆寺五重塔(飛鳥時代)は日本最古の五重塔。
お釈迦様の遺骨を納めた塔は、仏教寺院において最も重要な建物とされています。
最下層の内陣には、奈良時代のはじめに造られた塑像群が安置されています。
東の方角では維摩居士(ゆいまこじ)と文殊菩薩が問答する場面が表現されています。
北では釈尊の入滅、西には釈尊遺骨(舎利)の分割、南には弥勒菩薩の説法シーンがそれぞれ表現されています。
法隆寺金堂(飛鳥時代)。
法隆寺のご本尊が安置されています。
世界遺産法隆寺の心臓部といったところでしょうか。
聖徳太子のために造られた釈迦三尊像を中心に、聖徳太子の父のために造られた薬師如来坐像、聖徳太子の母のために造られた阿弥陀如来坐像が静かに並んでいます。
樟(くす)で造られた日本最古の四天王像、木造吉祥天立像、毘沙門天立像なども安置されています。
仏像の宝庫ですね。
金堂内の壁画も幻想的なシルクロードの雰囲気を醸し出しています。
東院伽藍にある夢殿(奈良時代)。
聖徳太子を偲んで建立された八角形のお堂。
聖徳太子等身大の秘仏救世観音像が安置されています。
法隆寺へのアクセスは、近鉄奈良駅から奈良交通バス法隆寺前行きで50分となっています。
JR奈良駅からだと、大和路快速で10分、法隆寺駅下車徒歩15分です。
当館大正楼からはお車が便利です。
県道14号線経由で25分ほどでアクセスできます。
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