東大寺の如意輪観音をご案内致します。
東大寺大仏の向かって右側に坐す如意輪観音。
左側の虚空蔵菩薩と共に、大仏(盧舎那仏)の脇侍のような形で座っておられます。
如意輪観音といえば、室生寺や橘寺の如意輪観音を思い浮かべます。
いずれも6本の手をお持ちになられていますが、東大寺の如意輪観音は異形ではなく、通常の2本腕ですね。
東大寺の大仏と同じく、与願印と施無畏印を結んでおられます。
東大寺大仏殿の中の参拝順路でいえば、一番最後に拝む仏様になります。
如意輪観音の斜め前方には、東大寺グッズを販売するお店があります。
さすがに観光客の絶えない東大寺だけのことはありますね。修学旅行生や団体ツアー客がひっきりなしに出入りしていました。
如意輪観音の右横には大仏様が坐しておられます。
風格が漂いますね。
日本に仏像は数あれど、東大寺の大仏ほど知名度の高い仏像は他にありません。
とにかく大きいです。
福と富をもたらすと云われる如意輪観音。
観音菩薩の慈悲に見守られながら、大仏殿を後にします・・・。
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