氷室神社の枝垂れ桜をご案内致します。
奈良の氷室神社。
奈良国立博物館の北側にあり、東大寺からも程近い場所にひっそりと佇む神社です。
3月末にもなると、桜の開花状況が気になり始めます。
氷室神社の枝垂れ桜は、開花が最も早いことで知られます。春を告げる桜ですね。
氷室神社の鳥居。
氷室とは氷を夏まで貯蔵しておくために、特別に設けられた室や、山陰の穴のことをいいます。
氷室の節会(ひむろのせちえ)といって、陰暦6月1日に、氷室の氷を取り出して禁中に献じる行事がありました。
今でも毎年5月1日には、献氷祭が執り行われています。鯉と鯛を中に封じ込めた、高さ1mほどの氷の柱が登場します。
氷に対する昔の人の思いが伝わってきますね。
鳥居をくぐると、枝垂れ桜を観賞する見物客でごった返していました。
氷室神社の枝垂れ桜は樹齢400年にもなるそうです。
桜の品種はエドヒガシ。
美しいですね。
重力の感じられる枝垂れ桜は、どこか贅沢です。
花見をする人々に少しでも近づこうとしているのか、自身の実りを体いっぱいに表現する姿は実に見事です。
3月中旬以降には開花する氷室神社の枝垂れ桜。
見頃は3月下旬~4月上旬にかけて。
その年によって見頃の時期は変わりますが、4月に暦が変わるタイミングで訪れれば、ほぼ間違いなく満開の枝垂れ桜を堪能できるのではないでしょうか。
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