東大寺には数多くのお堂が存在します。
その中の一つ、東大寺指図堂をご案内致します。
東大寺指図堂。
大仏殿から西へ100m程の場所に位置します。
指図堂からさらに西へ進むと、東大寺戒壇堂があります。
指図堂と書いて「さしずどう」と読みます。
指図堂のあるエリア一帯は、”復興事務所”ともいうべき勧進所の建物群が数多くあった所として知られます。
東大寺指図堂のびんずる尊者。
ご存知のように、東大寺は兵火によって焼失した歴史を持ちます。大仏殿復興の計画図面を収めるお堂として誕生したのが指図堂だったわけですね。
東大寺指図堂の前に建てられた石碑。
円光大師(法然上人)二十五霊場第十一番。
由緒あるお堂であることが伺えます。
指図堂の中には、「草鞋ばきの法然上人御画像」が奉祀されているそうです。
お堂正面の左右には花頭窓があしらわれ、禅宗様に造られていることが分かります。誰でも気軽に上がることのできる親しみやすいお堂です。
大仏殿や戒壇院は誰もが知るところですが、指図堂のようにひっそりと佇んでいる、静かなお堂もあることを忘れてはなりませんね。
◇東大寺の大仏 大仏殿の中に鎮座します!
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
奈良の宿大正楼の主人でございます。ツイッターやフェイスブックにも参加中です!
奈良の観光情報をどんどん発信して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
Copyright © 2007-2023 奈良の旅館大正楼 All rights reserved.