風鈴まつり開催中のおふさ観音。
涼しい音色が境内に響き渡ります。
瓢箪型の風鈴。
風鈴の仕組みはどなたもご存知のことと思いますが、中に下がっている舌(ぜつ)が鐸を叩いて音を鳴らします。
風鈴の中にある、コレが舌ですね。
風鈴の涼しげな音を楽しむためには、舌の位置は鐸の真ん中よりやや下がおすすめです。あまり上の方だと、いい音が鳴らないようです。
さらに舌に吊り下げている短冊ですが、これはやや短めがいいようです。短冊が風を受けて舌に伝わり、風鈴が鳴る仕組みになっています。風の力をうまく舌に伝えるためには、あまり長い短冊だと問題があります。
舌が鳴らすんです。まるで笑っているようですね(笑)
いや、風が鳴らすと表現した方がいいでしょうか。
いずれにしても、蒸し暑い日本の夏に涼を運んできてくれる有難い存在です。
ちょっぴりハワイアンムードの風鈴ですね。
日本家屋の縁側で聞いてこそ、雰囲気の出る風鈴の音色ですが、ハワイも暑いことには変わりがありません(笑) 意外とハワイの人たちにも、お土産として風鈴は喜ばれるのかもしれませんね。
境内に入るや否や、色とりどりの風鈴が涼しげな音色と共に出迎えてくれます。
白い亀の背中に乗った観音様が、霧の中に浮かんでいた・・・
おふさ観音の起源にまつわるお話です。
境内の池に見られる亀。
亀の池はおふさ観音の始まりを思い起こさせます。
お行儀良く一列に並んでいます(笑)
観音様を乗せた亀も、涼しげな風鈴の音を楽しんでいるのでしょうか。
奈良風鈴。
まだ歴史の浅い奈良風鈴ですが、色合い的には暖色系が多いようです。
透明やブルー系は涼しそうに見えますが、奈良風鈴のような色合いも個性があっていいですよね。
奈良団扇や蚊帳生地のように、奈良の特産品として成長していくことを願ってやみません。
おふさ観音の開門時間は早く、午前7時から境内に入ることができます。
入場無料。
年中無休で、毎日午後5時まで開門しています。
風鈴の音色は厄払いにご利益があると言われます。
おふさ観音の風鈴まつりに出掛けましょう!
<おふさ観音の風鈴関連情報>
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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