法華寺の華楽園に御所撫子が咲いていました。
御所撫子、別名を伊勢撫子ともいいます。
花弁の縁が細かく裂けています。
大和撫子によく似ていますよね。
御所撫子(伊勢撫子)は、三重県松阪地方で生まれた伝統園芸植物の一つです。江戸時代に改良が進められたそうです。
三重県の天然記念物にも指定されています。
天然記念物とはすごいですよね。
奈良公園の鹿は国の天然記念物に指定されていますが、天然記念物というだけで有難味が増します(笑)
法華寺の華楽園では、御所撫子の他にも多くの花が咲き誇っています。
赤、青、黄色の三原色で埋め尽くされます。
”花は小さな仏様”と申します。
お寺に花は是非モノとなっていますが、本堂や金堂に納められている仏像のみならず、庭に咲く花にも仏様の魂が感じられます。
法華寺本堂。
光明皇后をモデルにしたと伝えられる十一面観音像が安置されます。
多種多様な花が庭を彩ります。
おふさ観音のバラは”花まんだら”と称されますが、両界曼荼羅を彷彿とさせる花園はこの世の楽園です。
大きな蓮の葉。
法華寺といえば、イメージとしてまず蓮が浮かび上がります。
ご本尊の十一面観音像が、蓮池の上を歩き出そうとしているあのポーズ・・・華楽園の蓮と結び付いてしまいました(笑)
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