先日、まんとくんの記念撮影用立看板が届きました。
まんとくんとは、平城遷都1300年祭をPRする愛らしいキャラクターです。
まんとくんを漢字で表記すれば、万人くんとなります。
「万葉人」の万人、都に満ちる「満都」という意味も併せ持ちます。万人に愛されて大きく育つよう命名されました。
旅館の玄関先でお客様を出迎えてくれる”まんとくん”。
さっそく記念写真をお撮りになられるお客様もちらほら・・・微笑ましいお姿です。
こちらの写真は平城宮跡の朱雀門。
まんとくんの被っている帽子は朱雀門の屋根を模しています。古代の智恵がいっぱい詰まった帽子なんだそうです。
奈良公園の鹿のキャラクターが、朱雀門を模した帽子をかぶり、白いマントを羽織ったデザイン。白いマントにもちゃんと意味があって、1300年という節目に新たな気持ちで次代へ向かうという気持ちが込められています。
今後は、四季折々に奈良の都にちなんだ模様のマントを羽織っていく予定だそうです。マントの変化を見るのも楽しみの一つですね。
羽織っているマントとまんとくんのネーミングも、お互いの言葉を掛け合わせた結果です。
さすらいのタイムトラベラーというプロフィールになっていて、実はタイムトラベルができる魔法のマントなんだそうです。
来るべき美しい未来を創造するために、遠い過去の知恵を現代に運んでくれます。四字熟語で表現すれば、温故知新ということになるでしょうか。
帽子の角は、皆の願いをキャッチするアンテナです。
避雷針として文化財を守る役割も持ち合わせています。とても現実的ですね(笑)
足のひづめは、困っている人がいたらすぐにかけつけるための鹿の足を表します。
帽子の角の枝分かれは、私たちがどんな未来を選ぶのか、常に大切な岐路に立っていることを表しています。今を生きる、今が大事・・・強いメッセージが込められているんですね。
せんとくんの物議でもご案内致しましたが、まんとくんの登場はせんとくんあってこそです。
せんとくんと力を合わせて遷都祭を盛り上げていってくれることを願ってやみません。せんとくん、まんとくんの他にも、なーむくんというキャラクターも出現しています。3人寄れば鬼に金棒ですね。3人のチームワークに期待したいと思います。
朱雀門の斜め前に建つ石碑。
平城宮跡は世界遺産です。
平城宮のメインストリートである朱雀大路の道幅は74mもありました。壮大なスケールですよね。歴史的に見ても、平安京よりも完成された都であったことが分かります。
「せんとくん」対抗キャラは「まんとくん」でも紹介されていますが、奈良在住のクリエーターで構成するクリエイターズ会議大和が、「せんとくん」に代わる代替キャラクターを自主的に募集して「まんとくん」が登場したいきさつがあります。
せんとくんの千より、万の方が数が多いという着想もあったようです。
2010年の平城遷都1300年祭に向けて、奈良を盛り上げていけたらいいなと思います。
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