お中元の季節を迎えていますね。
一筋縄を生産販売なさっている、三輪山勝さんの本社は桜井市黒崎にあります。
桜井から長谷寺へ続く国道165号線沿いにあります。
三輪山の東南に位置し、大神神社の摂社である玉列神社や白山神社などが近くです。近鉄朝倉駅や朝倉小学校なども最寄りになりますね。
一筋縄は普通の三輪そうめんとは一味違っています。
一筋縄というネーミングからもそのことがうかがえますよね。
実は、ノンオイルなのです。
そうめんの表面には、通常、何度も重ねて綿実油が塗られています。
その油を使用しない代わりに、奈良の特産品である吉野葛が使われているところが、一筋縄の一筋縄たる所以です。
素麺は冬に作られます。
作りたての素麺はあまり美味しいものではありません。
2年越しのそうめんが良い、梅雨を2回超えた素麺が良いとされます。
その理由は小麦粉の粘り成分であるグルテンと関係があります。つまり、作りたての素麺はグルテンの働きが強くて粘りが感じられるのです。ねばねばした素麺は食べたくないですよね。
2年寝かせることによってグルテンの働きが弱まります。
人気のテレビ番組「どっちの料理ショー」にも出演なさっています。
特選素材で紹介された一筋縄は、番組の中でも晴れて勝者になっています。
一筋縄は小麦粉の中でも粘り気の少ない薄力粉を使用しています。お菓子の原料にもなる薄力粉は、素材自体に甘味が備わっています。普通は甘味が少なくても、よって伸ばしやすい強力粉を使っているわけですから、一筋縄の素晴らしさが理解されます。
一筋縄の製造過程が動画でもアップされています。
吉野本葛を使用することで、油臭さや油脂の酸化がなく、低カロリーでもちもちした食感の麺に仕上がります。
一筋縄ブランドでは、抹茶そうめんや鮎だしめんつゆ等も販売されています。
奈良名産の三輪そうめんに、これまた特産品の吉野本葛がコラボしている一筋縄は、奈良を語る魅力に満ちた逸品ではないでしょうか。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
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