唐古・鍵遺跡の楼閣。
唐古・鍵遺跡は奈良県田原本町にある国の史跡です。
弥生時代前期~古墳時代前期まで600年以上に渡って栄えた環濠集落跡が唐古・鍵遺跡です。
国道24号線沿いを走っていると、唐古・鍵遺跡の案内標識が見えて参ります。
国道沿いですので、クルマを走らせながらすぐに見つけることができます。
天理から南へ向かって左側、橿原から北へ向かうと右側に唐古・鍵遺跡はあります。
さすがは国の史跡だけあって、立派な石碑が建っています。
駐車場も無料でかなり広かったです。
簡易トイレまで付いていました(笑)
唐古・鍵遺跡の説明書き。
この説明書きの背後には唐古池が広がっています。
広々とした唐古池のほとりでは、今でも土器の破片がよく見つかるそうです。
楼閣の高さは12.5mあります。
2階建ての楼閣で、4本の柱で支えられ、渦巻状の屋根飾りが特徴的です。
この楼閣は、土器片に描かれていたものが忠実に復元されたもの。渡り鳥らしき鳥の姿も見えます。
唐古池の周りをぐるっと1週回ってみました。
楼閣の手前が唐古池です。
何も無い唐古・鍵遺跡ですが、それだけに遠く往時の様子が偲ばれます。
日本池学会のブログ記事にも、唐古・鍵遺跡の案内があります。
この遺跡の近くには、日本の弥生文化を学べる唐古・鍵考古学ミュージアムがあります。
復元された倭人の顔、女性シャーマンの模型、吉備から運ばれた壷などを見学することができます。
土器、石器、木器、青銅器などの製作過程を示す遺物なども展示されており、考古学ファンにはたまらない施設となっています。
当館大正楼から唐古・鍵遺跡まではお車で約10分余りです。
弥生文化を今に伝える国の史跡、唐古・鍵遺跡の観光案内でした。
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