冬に美味しくなる赤貝。
赤貝の旬は2月から3月にかけてと言われますが、新年会の予約が入ったため、今回は赤貝のお造りをお出し致しました。
赤貝のお造り。
大根のけんに、京人参のわさび台。冬の味覚をお造りの脇役に配します。
盛り付ける土台はもちろん、赤貝の貝殻。
こんもりとした形状で、中の容積が広いため、盛り付け用の土台としては申し分ありません。これも一種の家盛り料理ということになるのでしょうか。
鮮やかな赤い色が映える刺身料理です。新年早々、赤い色を見ると何だか元気が出てきますね。
赤貝の赤い色を見ていると、朱塗りの鳥居を連想してしまいます。
赤い色には魔除けの意味合いが込められます。
神社の境内でよく目にする狛犬のよだれかけも赤い色をしていますよね。赤ちゃんの致死率が高かったその昔に、幼い子供を守るために赤いよだれかけになったとか、単に魔除けのおまじないだとか色々言われていますが、赤い色には魔物をも寄せ付けぬパワーが秘められているのかもしれません。
そういう意味ではこの赤貝、見れば見るほど人気のパワーフードなんだろうなと思えて参ります。
胎児のようにくるっと丸まっている食材はパワーフードである。あの江原啓之さんもおっしゃっています。お米や貝類はパワーフードの代表格ですが、その形状だけでなく色も考慮した場合、赤米や赤貝の底知れぬチカラを感じさせられます。
◇蟹の砧巻 大根の桂むきで巻き上げます!
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