お正月料理によく使われるチョロギ。
縁起もののチョロギを、赤大根と一緒に酢漬けに。
ちょろぎの酢漬けと蓮根の蛇籠巻。
ちょろぎとはシソ科の多年草。
その根に出来る、球根のような塊茎部分がちょろぎです。
中国原産のちょろぎは、江戸時代に日本へ入ってきました。
酢漬けにする前に、一度湯がいてありますので、食感がどこか百合根に似ています。生で食べると、少し辛味も感じられるようですね。
冬の定番のビーフシチュー。
牛バラ肉を使っています。
赤ワインやデミグラスソースで煮込む前に、グラニュー糖をキャラメル状にしてコク出ししています。
ちょろぎはその形から、ねじ芋、法螺芋などとも呼ばれます。確かに巻き貝を連想させる形状です。
秋の終わりから12月にかけて収穫されます。
フランス料理ではクリーム煮の材料として使われることもあります。日本料理のお吸い物に入れても、変化が楽しめていいと思います。
三輪明神 大神神社と三輪山。
ちょろぎの漢字表記には幾通りかありますが、長老喜、千代老木などが一般的です。いかにも長生きできそうな名前ですよね。
鶏肉のにしき巻き。
古代チーズと三度豆を芯にして巻いてみました。
カタクチイワシのごまめが、”五万米”で五穀豊穣、数の子が子孫繁栄、クワイは芽が出る等々、お正月料理には縁起を担いだお料理が多いです。ちょろぎもその代表格ですね。
三輪山平等寺の山門前。
「三輪清浄」の石碑が見えます。
ちょろぎをお召し上がりになられて、心身ともに清浄な気持ちでリフレッシュ!
◇大神神社の桜 神山の麓で春を待つ・・・
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大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
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