奈良歴史ウォーク大正楼

安倍の文殊さんの絵馬。

重文指定の文殊菩薩像が描かれています。

「一願成就」と書かれていますね。あれもこれもとたくさんのお願い事をするのではなく、お願い事を一つだけなら聞いてあげる。そんな意味合いが込められているのでしょうか。

一願成就という言葉から、葛城に鎮座する一言主神社のことが頭をよぎりました。

獅子にまたがる菩薩様、重要文化財の風格が漂います。

干支の寅を模ったジャンボ花絵。

同じ場所から眺めた秋のコモス迷路も見事でしたが、初春を迎える安倍文殊院では、干支の動物を模したジャンボ花絵がすっかりおなじみになっています。

安倍文殊院の山門。

個人的にお気に入りの朱色の門。

向かって右側に何か立て札がありますね。

混雑緩和のためか、知恵ぞうにの振る舞いが中止されるようです。

日本三文殊のひとつに数えられる安倍文殊院は、智恵の神様として信仰を集めています。智恵雑煮が食べられない・・・ちょっと残念ですね。

安倍文殊院本堂の拝観料は抹茶・菓子付で７００円ですが、お正月期間限定で念珠のプレゼントもあるようです。

好きな色のお念珠が頂けます。

賽銭箱。

お正月シーズンには大活躍しそうですね。

本堂前にとんどの準備らしきものが・・・

近づいてみると、たくさんの古い絵馬がスタンバイしていました。これぞ正しく、お正月風景の一コマですね。

振り返って浮御堂の方に目をやると、幕の掛かった石碑のようなものが・・・近日中に除幕式が行われるのでしょうか？

安倍文殊院の合格門。

智恵の神様ということから、受験生の参拝客も多いことで知られます。

お正月は受験生にとって、最後の追い込みの時期に重なります。志望校合格を祈願して、安部の文殊さんを訪れる人も多いことでしょう。