奈良文化財研究所の飛鳥藤原宮跡発掘調査部は畝尾都多本神社に隣接しています。
調査や研究の成果が、構内にある公開・展示部門で見ることができます。
展示室にある牛のくびき。
藤原京を造る際には、人間の他にも牛が活躍したんですね。
奈良文化財研究所のネームプレート。
香久山の麓に位置し、特別史跡の藤原宮跡もすぐ近くにあります。
歴史の懐に抱かれた、いにしへの場所ですね。
藤原京の道路跡。
駐車場の脇で見つけました。
正にこの場所に、藤原京の道路が通っていました。
調査部の敷地は藤原京の左京六条三坊に当たります。
敷地案内のマップ。
この建物の建設に先立って、本格的な発掘調査が行われたようです。
その結果、藤原京の道路跡、塀や井戸などの様々な施設も発見されました。
ご存知のように、奈良県内には数多くの遺跡が眠っています。考古学ファンにはたまらない場所なんです。
基準資料室に展示されている瓦。
瓦の種類と使用位置が解説されています。
藤原宮の瓦、飛鳥諸寺の瓦も展示されていました。
飛鳥・藤原京の土器も展示されています。
細かくつなぎ合わされた跡が見えます。
小学校の校庭でも、日常的に土器が見つかったことを思い出します(笑)
入口からタイムトンネルに掲示されている歴史の流れ。
東大寺の大仏様も見えます。
都の暮らしが案内されているコーナーに、宮廷の食事が展示されていました。
鮑のウニ和えや寒天デザートなどなど・・・寒天は酢醤油で食べていたんですね。
この他にも、貴族屋敷の復元模型、コンピューターグラフィックスによる藤原京再現等々、見所がたくさん用意されています。
藤原宮跡資料室は、奈良文化財研究所の都城発掘調査部が行っている調査研究の成果を発表するために設けられました。玄関ホールには飛鳥・藤原地域を一望する案内板と共に、最近の発掘成果が速報展示されています。
駐車場無料、入館料無料ときていますから、お時間に余裕のある方は是非一度訪れてみて下さい。
開館時間は午前9時~午後4時30分で、休館日は年末年始と展示替え期間中ということです。学生時代にかえって日本史のおさらいができる歴史学習スポットとしておすすめ致します。
<藤原宮跡の関連情報>
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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