奈良歴史ウォーク大正楼

合格祈願に訪れる受験生が後を絶えない智恵の神様。智恵の文殊さんだけあって、ランドセルの形をしたお守りは人気です。

文殊菩薩像。

安倍の文殊さんは獅子の上に乗っています。その名も文殊菩薩騎獅像（きしぞう）といいます。

全長７ｍの文殊菩薩像は、快慶作の重要文化財。

善財童子像。

「ぜんざいどうじ」と読みます。

脇侍像の中でも、ひときわ目を引く善財童子。

獅子の視線を浴びて振り返る様子が、実に滑稽な印象を与えます。

文殊菩薩像の脇侍は、菩薩が四眷属（けんぞく）である善財童子・優填王（うでんおう）・仏陀波利三蔵（ぶっだはりさんぞう）・最勝（さいしょう）老人を従え、東方へ渡航する姿を表しています。

中国・宋時代の様式がうかがえる名作です。

本堂に掲げられた安倍山の文字。

そういえば、安倍文殊院の住所も奈良県桜井市安倍山ですね。

文殊菩薩像の案内書。

安倍文殊院の参拝は、堂内拝観がやはりメインとなります。

朱色に映える山門。

文殊菩薩像と脇侍像を目当てにやって来る人も多いのではないでしょうか。

山門から入って行くと、文殊菩薩像の拝観案内が出ていました。

書店へ行くと、”仏像の見方”をガイドする本に出くわします。奈良や京都へ旅行に出かける前に、是非チェックしておきたいですよね。

仏様を眺めていると、なぜか心が落ち着きます。