メスリ山古墳の観光ガイド情報です。
古道で有名な磐余の道の途上にメスリ山古墳はあります。
桜井市阿部・高田・上之宮の3地区にまたがる丘陵上に位置するメスリ山古墳。メスリ山古墳なんて、実に不思議な名前ですが、別名を鉢巻山古墳・東出塚古墳ともいいます。
メスリ山古墳は全長224mの前方後円墳です。
外山にある茶臼山古墳と同じく、鳥見山古墳群に属します。
多武峰街道の「談山神社大鳥居」から徒歩2~3分ぐらいでしょうか。
聖徳太子ゆかりの宮跡として知られる上之宮遺跡もすぐ近くにあります。
道案内に従って古墳の麓まで来ると、メスリ山古墳の案内書きがありました。草木が鬱蒼としていますね(笑)
メスリ山古墳は4世紀中頃の前方後円墳で、大和政権の王権クラスの墳墓ではないかと云われています。1980年に国の史跡指定を受けました。
メスリ山古墳の名前の由来はどこから来ているのでしょうか?
実はこの「メスリ」、「メグリ」ではないかと推測されます。語源的にはメグリ山古墳・・・
メスリの「ス」は、草書体の「グ」の間違いではないかと思われるのです。鉢巻山という別名からも、そのことがうかがえます。
ぐるりと周囲を「メグル」形状に由来します。
メスリ山古墳は誰の墓なのか?
一説によると、阿倍氏の祖に当たる「オオビコ」の墓ではないかと云われています。
箸中にある箸墓古墳も、その埋葬者を倭迹迹日百襲姫と言ったり、女王卑弥呼ではないかと言ったり・・・なかなか断定できないところが、より一層の古代ロマンを掻き立てるのでしょうか(笑)
メスリ山古墳は、奈良県桜井市の丘の上にひっそりと佇んでいます。
<メスリ山古墳の関連情報>
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
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TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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