寺内町として発展した歴史を持つ橿原市の今井町。
今井町の観光ガイド情報をお届け致します。
江戸時代に称念寺を中心に栄えた今井町。町の中を歩いていて気付くのですが、四つ角が卍形に曲がって設計されています。
今井町の四つ辻からは、見通しを悪くする意図が窺えます。
真っすぐではなく、微妙にずれています・・・軍事目的で形成された今井町の歴史が垣間見えますね。
今井町の中心である称念寺は浄土真宗のお寺です。
称念寺を中心に寺内町が形成され、弾圧にも屈することなく団結して戦いました。
称念寺の本尊である阿弥陀仏は快慶作と伝えられています。また、称念寺は茶人・今井宋久の旧邸でもあります。
エリア内の所々で見かけるロードマップらしき埋め込みプレート。
今井町の中を散策すると分かりますが、右も左もよく似た風景が続いていて、現在地がなかなかつかめません(笑)
今井町の中に迷い込む・・・正しく寺内町のなせる業ではないでしょうか。
江戸時代の町並みを維持するためか、消化器も木の枠の中に入っていました。風情が感じられていいですね。
室外機もご覧の通り。
中町筋生活広場の看板。
今井町の中では、こういった広場が幾つか設けられています。
中へ入ってみると、観光客が寛げるベンチが置かれていました。トイレ設備も用意されていて、公共用スペースとなっています。
豊田家住宅。
豊田家は「西の木屋」と呼ばれた有名な材木商でした。
ケヤキの大黒柱や太い松の梁など、立派な材木がたくさん使われている住宅です。
歴史ある家並みを見ていると、自然と心が落ち着きます。
漆喰の壁に格子戸の家々・・・本当に江戸時代にタイムスリップしたような錯覚に陥ります。
今井町の観光情報はここでゲットしましょう。華甍で今井町の歴史を予習してから、いざ、今井町観光へ!
映像や模型を使って、詳細に今井町が案内されています。
華甍の場所ですが、今井町の南東に位置します。
近鉄八木西口駅から蘇武橋を渡って今井町入りした場合は、ちょっと離れた場所になってしまいますが、最初にここを訪れる価値はあります。
昔の町並みが残る今井町。
奈良市内の奈良町と並んで、観光客には人気の観光スポットですね。
当館大正楼から歴史ロマンあふれる今井町までは、お車で約10分のアクセスです。
<今井町関連情報>
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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