奈良歴史ウォーク大正楼

聖林寺の駐車場。

山門の下にある駐車場ですが、民営の有料駐車場となっており、駐車料金は普通車３００円・バス１，０００円のようです。普通乗用車の駐車台数にしても、数台程度が限界でしょうか。

駐車場には常時係の人が常駐しているわけではなく、駐車料金を用意された箱の中に入れるシステムになっています。

駐車場の近くに周辺地図がありました。

日本三文殊の一つとして名高い安倍文殊院や、紅葉の名所として知られる談山神社が近くにあります。安倍文殊院や談山神社の駐車場と比べれば、とても狭い駐車場だなという印象です。

駐車場に車を停めてドアを開けると、お地蔵さんが出迎えてくれます。

参拝客の心も和みます。

聖林寺駐車場からさらに１～２分坂道を登って行くと、右手に山門が見えて参ります。

最初は藤原家の氏寺として建立された聖林寺ですが、鎌倉時代には、大般若経の写経などの催しも盛んに行われるようになりました。

江戸時代の梵学研究者・慈雲による「大界外相」の石碑が、今も山門前に残されています。

聖林寺境内の南天。

ちなみに山門下の駐車場の収容台数は数台ですが、さらに下った所にも駐車スペースが設けられています。全部で３０台ぐらいは収容可能となっているようです。

公共交通機関を利用するなら、桜井駅からバスが出ています。桜井駅からの所要時間は１０分、「聖林寺前」で下車します。マイカーでのアクセス方法は、国道１６５号線薬師寺町交差点を南へ１．５キロメートルとなっています。

車で桜井市内の観光スポットを周遊される方も多いものと思われます。聖林寺からもすぐ近くの安倍文殊院の駐車場もご紹介しておきます。聖林寺の十一面観音像を拝んだ後は、安倍文殊院の文殊菩薩像を拝観する。どちらも国宝に指定される仏像だけに、国宝拝観ルートとしておすすめ致します。

＜聖林寺拝観案内＞

• 聖林寺　十一面観音の光背を頭に描く
• 聖林寺からの眺望　神山三輪山を望む景色
• 聖林寺十一面観音と千両万両　冬の南天も見所の一つ！