宴会予約が入ったので、鰻の大根蒸しを作りました。
土用の丑の日も近づいてきて、うなぎの需要も伸びているのではないでしょうか。
うなぎの語源は「胸黄(むなぎ)」に由来します。
胸が黄色い・・・端的にウナギの特徴を表しています。天然ものの鰻は腹がやや黄色みを帯びて、全体的に淡い色をしています。養殖ものと区別する方法は、正にこの色なんだそうです。
市場へ出かける前には、鰻の蕪蒸しを作ろうと計画していました。しかし、時期も時期だけに蕪が見つからず、大根で代用してみました。
鰻と同じような柔らかい舌触りを表現するにはどうしたらよいか?
大根を極限まで薄くスライスしてみよう、そう思い立ちました。薄く切った大根に出汁味で下味を入れ、そのまま鍋の中で冷ましました。
鰻と大根を蒸した後、上からあんを掛けて粉山椒で仕上げ。光沢が感じられて、見た目にも美味しそうに仕上がりました。
鰻料理のご紹介ついでに、スーパーに並んでいる”良い鰻の見分け方”をご案内致します。
厚みのある鰻。まずはウナギの厚みを見てみましょう。
薄っぺらい鰻では、やはり噛み応えがありません。
さらに色。どんな色が良いかというと、透明感のある茶色がかったピンク色。この透明感というのは、良い鰻を見分ける際のキーワードになるでしょうね。
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