大神神社でさざれ石を見つけました。
さざれ石とは何を意味するのでしょうか。
さざれ石は漢字で書くと、細石(さざれいし)。
小さい石のことを、さざれ石というのですね。悠久の平和を祈念する意味で、さざれ石は神社の中に佇みます・・・。
君が代は 千代に八千代に さざれ石の いわおとなりて こけのむすまで
ご存知、日本の国歌です。
小さく細かい石が、千年も八千年もの歳月をかけて大きな巌(いわお)となる。そして、その巌に苔が生えるまで・・・実に永い時の流れが暗示されています。
長く長くずっと平和な世の中が続きますように。
そんな願いが込められているんです。
大神神社の参道を真っすぐに進んで行くと、突き当たりが交通安全祈願をする車のお祓い所です。
そこを右手にとって、一つめの角を左に曲がり坂道を上がって行きます。ほどなく、上の「昭和の間 大広間」の案内板が見えて参ります。
大神神社で結婚式を挙げた後、ここで披露宴を催されるカップルもいらっしゃいます。私どもの旅館でも、この場所で出張料理をさせて頂いたこともございます。
大神神社のさざれ石は、「昭和の間 大広間」へ続く庭の中にあります。
何カ月か前の京都旅行の際、下鴨神社でさざれ石を見かけたことがあります。注連縄が張られていて、神々しい雰囲気が漂っていたのを覚えています。
大和国一の宮である大神神社。
歴史ある大神神社にも平和を象徴するさざれ石があったことに、安堵にも似た感慨を抱いています。
さざれ石の鎮まる大神神社
住所:奈良県桜井市三輪1422
<大神神社関連情報>
御祭神 :大物主大神 (配祀)大己貴神 少彦名神
祭事 :繞道祭 節分祭 若宮神幸祭 鎮花祭 三枝祭 おんぱら祭 観月祭
お守り :みわ鈴 龍馬鈴 ランドセル守 なで守 夫婦岩えんむすび守
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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