鎮花祭も終わった初夏の大神神社境内を歩いてみました。
爽やかな薫風が吹き抜けるこの季節は、個人的にも大好きな時期に当たります。散歩を楽しむにも絶好のシーズンではないでしょうか。
よく当館にお泊り頂くお客様にも聞かれるのですが、「狭井神社」の読み方は結構難しいですよね(笑)狭井神社は「さいじんじゃ」とお読みします。別名を花鎮社(はなしずめのやしろ)といいます。
狭井神社といえば御神水で有名ですよね。
万病に効くと言われる霊験あらたかなご神水を飲むために、日本全国から多くの人が訪れます。ここではプライバシーの問題があるため申し上げられませんが、とある芸能界の著名な方も御神水を求めて当館にお泊りになられています。
狭井神社の鳥居。
狭井神社の境内には、”神体山”三輪山への登山口があります。
入山料300円を納め、肩からたすきを掛けて三輪山を登ります。お昼過ぎに拝観受付の前にやって来ると、たくさんの登山客が次から次へと三輪山から下山して来られる風景に出会います。
狭井神社へ通じる道。
石碑の向こう側に見えるのは、鎮女池のある市杵島神社の鳥居。ゆるやかに右手にカーブを描いて狭井神社へつながっています。
狭井神社の正式名称は、狭井坐大神荒魂神社(さいにいます おおみわあらみたま じんじゃ)。
狭井坐 さいにいます~という名前ですが、明日香にある飛鳥坐神社を思い出しますね。そう言えば、当館の近くに鎮座する恵比須神社も「三輪坐恵比須神社」と申します。
薬井戸。
大神神社は薬の神様としても知られています。
大神神社拝殿から狭井神社へ通じる「久すり道」という坂道があります。久すり道の脇には、様々な薬草や薬木が植えられています。
毎年4月18日には、鎮花祭(はなしずめのまつり)が催されます。
忍冬(スイカズラ)や百合草が奉られ、疫病退散が祈願されます。
狭井神社の御神水は、備え付けのコップで飲むことができます。
殺菌済みのコップを手に取って、薬井戸に設置されたボタンを押します。その場で飲むだけなら無料ですが、ペットボトルに入った御神水も販売されています。
狭井神社、とても有難い社ですね。
狭井神社から当館大正楼までは徒歩10分足らず。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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