奈良歴史ウォーク大正楼

奈良県の桜の名所といえば、まず吉野山が思い浮かびます。

下千本、中千本、上千本と呼ばれる吉野の桜。

山肌を埋め尽くすように咲き乱れるその様子は、正に圧巻です。

３万本の桜が咲き誇りますが、シロヤマザクラが中心のようです。

山を登って行くほどに、桜の見頃は遅くなっていきます。

満開の桜を長い期間に渡って楽しめる、これは吉野山ならではの楽しみ方ではないでしょうか。

奈良市内にも桜の名所はあります。

奈良公園や興福寺が有名ですね。

東大寺の知足院境内には、ヤエザクラの原木が今も残っています。

古都奈良の風情にマッチして、なんともいえぬ雰囲気が伝わって参ります。

奈良公園に足を運べば、鹿と桜の両方を楽しむことができますね。

奈良市内と吉野の間に挟まれた奈良県の中南和地域。

安倍文殊院や談山神社などの桜の名所があります。

宇陀の方へ行けば、又兵衛の桜にも出会うことができます。

厳しい冬の寒さに耐えて、今か今かとその蕾（つぼみ）を開かせようとしている桜。

日本人の美意識を象徴する桜の花は、今年もいよいよ開花の時を迎えようとしています。

◇奈良の桜の名所をご案内、大和路の桜ガイドです。