考古学ファンをうならせる桜井市立埋蔵文化財センター。
西名阪天理ICを下りて国道169号線を南下します。15分ほど車を走らせると、左側に大神神社の大鳥居が見えて参ります。その手前右側に桜井市立埋蔵文化財センターはあります。
女王卑弥呼で知られる邪馬台国の候補地とされる奈良県桜井市の纒向遺跡で、先ごろ国内最古の木製仮面が出土しました。
最古の面!?
そうなんです、最古のお面が奈良県桜井市から出土いたしました。
出土した木製の面は、未使用の鍬の刃を転用したものと見られています。農耕用具の鍬の刃をお面に加工するとは、古代の人たちもなかなかのアイディアマンですよね(笑)
纒向遺跡から出土した最古の面が、桜井市立埋蔵文化財センターにおいて公開されています。
公開期間は10/3~12/2までです。
最古の面はどのように使われていたのでしょうか?
収穫を祝って、呪術師が手に持って踊ったのではないかと言われています。古代の農耕儀礼を知る貴重な一級資料として注目を集めています。
奈良県桜井市は古墳や遺跡があちこちに点在します。
纒向遺跡の最寄りにあるJR巻向駅界隈には、ホケノ山古墳や箸墓古墳などもあります。
箸墓古墳は女王卑弥呼の墓ではないかと云われていますよね。さらに、三角縁神獣鏡の黒塚古墳も巻向からほど近い場所にあります。
今回の出土は宅地造成に伴う発掘がきっかけになったわけですが、掘れば何かが出てくる・・・そんな空気が桜井市近辺には漂っています。古代の遺跡ファンには願ってもない場所なんですね。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
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