飛鳥の特別史跡である石舞台古墳。
石舞台古墳の住所は、奈良県高市郡明日香村大字島庄です。
島庄(しまのしょう)と読みます。
島庄は「島の宮」の故地であると云われます。
島の宮は宮殿のあった場所です。
石舞台古墳は蘇我馬子の墓ではないかと云われていますが、その馬子の家は飛鳥川の傍にありました。
蘇我馬子は自分の家の庭に小さい池を掘りました。
その池の中に小さい島を造ったそうです。
このことから時の人が”島の大臣”と言ったことが「日本書紀」に見られます。
島の大臣という呼称から、島庄という大字が生まれたのでしょうか。
626年の推古天皇34年、5月20日に蘇我馬子は息を引き取ります。
そのまま桃原の墓に葬られたと伝えられます。
そしてその桃原の墓が、巨大な岩を露出した石舞台古墳ではないかと伝えられているのです。
石舞台古墳の住所である島庄は、多武峰から流れ下る細川の水を利用して、宮殿を造成するには便利な立地条件です。
島の宮のあった島庄。
蘇我馬子との深い関連性が浮かび上がります。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
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