笠山荒神へのアクセス方法は、主に2通りあります。
国道169号線の巻野内交差点から東へ入って、山道を登って行く方法と、国道165号線沿いの長谷寺方面から北へ登って行く方法があります。
笠山荒神社の北参道鳥居横に、車祈祷用の駐車場がありました。
一般参拝客の駐車場は、笠そば処の横に用意されています。かなり広い駐車場ですので、三宝荒神大祭の行われる日でも満車になることはあまりないと思われます。ちなみに、この鳥居の向かって右横にも数台駐車できるスペースがあります。
鳥居手前左の駐車スペースは、祈祷申込みをされた方の駐車場です。
くれぐれもお間違えのないように(笑)
笠山三宝荒神のトレードマークですね。
かまどの神様だけに、火がデザインされています。
幾つもの鳥居を通り抜けて荒神様のお膝元に辿り着きます。
山深い地だけに、周辺はひっそりとした厳かな雰囲気が漂っていました。
初めて火を起こし、物を煮て食べることを教えて下さった土祖神(はにおやのかみ)・興津彦命(おきつひこのみこと)・興津姫命(おきつひめのみこと)の三神が祀られています。
笠山荒神社の年間行事日程。
1月1日から5日にかけては、歳旦祭に始まり初詣シーズンとなります。
年間スケジュールを見ても分かりますが、笠山荒神社の参拝ポイントは毎月28日のようです。月次祭の行われる日であり、1月・4月・9月にはそれぞれ大祭が組まれています。
祈祷受付(出社日)も決められているようですね。
土日、祭日、1日、15日にのみ、祈祷受付が行われているようです。いつ行っても祈祷してもらえる、という甘い考えではいけないようです。笠山荒神社で祈祷をお考えの方は、この点に注意が必要です。
表参道の鳥居。
三宝荒神(さんぼうこうじん)を辞書で引いてみると、こう記されていました。
”仏・法・僧の三宝を守護するという神。宝冠を戴き、三面六臂で怒りの相を示す。火は清浄で不浄を掃うから、かまどの神として祭るという。”
三面六臂(さんめんろっぴ)とは、三つの顔と六つの肘のあることを意味する言葉で、一人で数人分の働きをなすことの例えに使われます。
表参道の階段を上がって行きます。
たくさんの鳥居があったので、京都の伏見稲荷さんを思い出してしまいました。伏見さんは赤で、笠山荒神さんは白の鳥居ですが、なんとなく連想してしまいます(笑)
笠山荒神社の周辺地図。
初瀬ダム(まほろば湖)、上之郷小学校跡、化粧川・化粧壺等々が案内されています。
笠山三宝荒神は日本三大荒神の第一荒神とされています。
三大荒神とは、ここ奈良県桜井市の笠山三宝荒神、兵庫県宝塚市の清荒神、奈良県野迫川村の立里荒神のことを指します。
笠山荒神の周辺は、蕎麦の名産地としても知られます。笠そば・荒神そばと称され、多くの人に親しまれています。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
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