世の中は三日見ぬ間に桜かな・・・
世の中の移り変わりの激しいことを言い表す言葉。
無常観というか、どこか諦念にも似た感慨が込められています。
ちょっと目を離しているすきに、あっという間に状況が一変してしまう。よくあることですよね。
桜の花が咲き始め、三分咲き、五分咲き、七分咲き、満開、散り始め、葉桜とその姿を変える様は私たち日本人ならよく知っています。
世の中は三日見ぬ間に桜かな。
本当にあっという間の出来事でしたよね。
4月も半ばを過ぎると、談山神社や吉野山の上千本を残して大抵の桜は散ってしまいます。
桜の花って、垂れ下がるように下を向いて咲きます。
まるで私たち人間に向って咲いてくれているような錯覚に陥ります。
桜のはかなさを表現する言葉として、散る桜残る桜も散る桜というのがあります。
良寛の有名な辞世の句ですね。
残って今は咲いている桜も、いずれは散っていく・・・
やっぱり桜ってどこか美しいですよね。
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