旅館の廊下をご案内致します。
廊下っていうと、建物の中を廻る細長い通路のことですが、別名を細殿(ほそどの)・渡殿(わたどの)などと言ったりもします。
なんだか風情のある言い回しですよね。
大正楼の廊下は基本的に赤い絨毯を敷いています。
ところどころに調度品を配したりして、季節感を持たせるように工夫しています。
客室吉野の前の廊下。
このお部屋は離れタイプになっています。
雪見障子越しに中庭を望む人気のお部屋です。
中庭の真ん中に回廊が渡されています。
右にも左にも季節の花々が楽しめる日本庭園が広がります。
赤い花に白い花・・・
可憐な花に艶やかな花。
季節の花々が中庭を彩ります。
回廊の屋根に取り付けられた灯り。
夕刻からライトアップされ、奥床しい日本情緒が醸し出されます。
玄関から客室へと続く廊下。
椅子に座って一服もできます。
客室春日の前の廊下。
旅館の奥座敷にある春日タイプのお部屋はワンランク上の客室です。
大正楼玄関の看板。
ホテルとは違って廊下の姿も一律ではなく、それぞれの趣が感じられます。
最後に廊下にまつわる言葉をひとつご紹介致します。
廊下トンビ。
廊下鳶(ろうかとんび)って何を意味する言葉かご存知ですか?
広辞苑を調べてみると、こう書かれていました。
”遊客が廊下を歩き回ったり、他の部屋へ入り込んで話したりすること。転じて、用もないのに廊下をうろうろ歩きまわること。また、その人”。
用もないのに廊下をうろうろ・・・してはいけませんね(笑)
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大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
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