タケノコの旬は春ですよね。
タケノコは漢字で書くと、筍あるいは竹の子となります。
竹かんむりに旬と書いて筍・・・
これにはちゃんとした意味があるんです。
中庭を囲む回廊の脇にタケノコを飾ってみました。
タケノコは竹の地下茎から出てくる芽です。
一旬(10日間)で竹になるほど成長が早いことに由来します。
筍という漢字にも深い意味が込められているんですね。
当館大正楼の玄関横のスペースには竹が植わっています。
そこから筍がニョキニョキと顔を出しています。
土の中から姿を現したタケノコは、もう既に料理には向きません。土の中から顔を出す前のものを、早朝に掘り起こすのが慣わしです。
筍は日光を浴びると色が変わり、時間と共にえぐみが出てきます。
スーパーなどでは水煮の状態で売られていることが多いですよね。掘りたての筍を茹でて加工する産地も多いらしいです。
京都産のタケノコは良質なことで知られます。
掘りたては生でお刺身としても食べられますが、大抵は料理の手順として灰汁抜きが必要になります。
タケノコの皮に縦に切り込みを入れて、米ぬかとタカノツメを加えて茹でます。
良い筍の選び方は、ずんぐりとして重く、根元の斑点が白いものをチョイスすることです。根元の斑点が白い筍は白子と呼ばれ、えぐみが少ないのが特徴です。
タケノコ料理としては、ワカメと合わせた若竹煮や、香り高い木の芽を使った木の芽和えなどをよくお出ししています。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
TEL:0744-42-6003 (22時まで宿泊予約直通)
当ブログをご覧頂きまして誠にありがとうございます。
奈良の宿大正楼の主人でございます。ツイッターやフェイスブックにも参加中です!
奈良の観光情報をどんどん発信して参りますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。
Copyright © 2007-2023 奈良の旅館大正楼 All rights reserved.