仏教伝来之地碑。
日本最古「山の辺の道」のゴール地点とも、スタート地点とも言われる場所に建っています。
仏教伝来之地碑は、大和川(初瀬川)のほとり、
金屋河川敷公園の堤の上に建っています。
その高さは3.8mで、立派な石碑です。
山の辺の道を石上神宮のある天理方面から出発すると、最終地点が近づくにつれ、大神神社~平等寺~金屋の石仏~海柘榴市観音堂~仏教伝来之地碑と辿ります。
桜井市金屋の河川敷辺りは、その昔、海柘榴市(つばいち)と呼ばれ、大陸からの物資が集まる船着場として知られていました。
大陸からの船が、大阪(難波津)から大和川をさかのぼって到着する「船着場」があったのです。
そういう意味では、インターナショナルな賑やかな場所だったわけですね。
外国からの遣いや物資が上陸する、正にその場所だったんです。
大和川の橋の欄干から仏教伝来之地碑を撮影!
欽明天皇の時代、今の韓国西部に当たる百済から聖明王の使節がやって来ました。
この地に上陸した使節は仏像と教典を贈り、仏教信仰を勧めたと伝えられています。
仏教がこの場所から広まっていったのです。
日本のへそに当たる地、そんな感じがしますね。
なんとも由緒正しい雰囲気が辺り一面に漂っています。
〒633-0001 奈良県桜井市三輪459
大神神社御用達 奈良の旅館 料理旅館大正楼
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